平城京跡・手平七夕まつり
2022/08/23
8月19日~21日に平城宮跡で天平七夕まつりが開催されました
奈良時代、旧暦の7月7日(現在の8月ごろ)に、平城宮で盛んにおこなれた祭りを起源とする「七夕」。
現在、日本で行われている「七夕」は、奈良時代に遣唐使の山上憶良たちが中国から持ち帰った可能性が高い宮中行事の一つ「乞巧奠(きこうでん)」に、日本古来から伝わる「棚機津女(たなばたつめ)」の祭りが結びつき、さらに「織姫と彦星」の物語が組み合わさったものです。
万葉集にも織姫と彦星の恋物語が数多く詠まれており、「七夕」は多くの人々に親しまれてきました。
私が行った日は残念ながら小雨が降っておりましたが、ロウソクの火が消える事なく(スタッフさんが頑張ってました)朱雀門を美しく彩っていました。屋台も出ており、人も賑わっています。
JR奈良駅から無料のシャトルバスが出ていますので、体験終了後いかれた方もいらっしゃるかもしれませんね(^^)
歴史とイベントが重なって、趣深い「七夕まつり」でした。